誕生石コラム

1月の誕生石ガーネットの意味・効果・宝石言葉

1月の誕生石であるガーネットは、古代エジプト時代から五千年以上もの間お守りとして用いられてきた世界最古の宝石です。強いパワーを持つこの石は、持ち主を永遠に守ると言われています。

今回はガーネットを誕生石やパワーストーンとして自分用に買おうとしている方、また1月生まれの恋人や友人、家族などに贈ろうと考えている方に向けて、ガーネットの宝石言葉や効果を紹介していきます。

ガーネットとは

「ガーネット」の語源は、ラテン語で「種子」という意味の「granatum(グラナトゥム)」です。この言葉には「ざくろ」という意味もあり、また採掘される時の形状がざくろに似ていることから、日本では「ざくろ石」とも呼ばれています。

ガーネットは「血の石」とも呼ばれ、「血液」を表す石でもあります。血液循環に大きな影響を及ぼすため、心臓の近くにつけると良いと言われています。
さらに「血液」は生きていることを象徴するという考え方から、ガーネットには「持ち主を生かす」という意味合いもあります。生命力を高めて心身を安定させてくれるため、前向きになる効果が期待できます。

ガーネットが持つ意味や効果・宝石言葉

ガーネットには「持ち主を永遠に守る力」があり、特に女性に対して強いパワーを発揮するといわれている石です。

ガーネットのヒーリング効果としては
・血液の流れを良くする
・老廃物の排出
・信頼と愛を得る
・精神を安定させる
・マイナスエネルギーからの守護
などが挙げられます。

また、ガーネットの宝石言葉には「真実(忠実)」「情熱」「友愛」「繁栄」「実り」などがあります。それぞれの宝石言葉から、パワーストーンのとしてのガーネットの効果をひも解いていきましょう。

真実(忠実)

ガーネットの1つ目の宝石言葉は「真実(忠実)」。このため欧米では、親から子供へ贈る初めての宝石としてガーネットを選ぶことが多いようです。
中世ヨーロッパ時代には、戦地に赴く兵士が妻にガーネットを贈り、変わらぬ愛を約束しました。
この宝石言葉に関する逸話で有名なのが、ドイツの詩人・ゲーテのエピソードです。ゲーテは75歳の時、19歳のウールリーケという娘に求婚します。65歳という年齢差をものともせず、ウールリーケはゲーテを愛し続けます。そんなウールリーケがいつも身に付けていたのがガーネットです。ゲーテが82歳で亡くなるまで、彼女は片時もその宝石を離さなかったそうです。
この話が表すように、ガーネットは忠実な愛、一途な愛の象徴でもあるのです。

友愛

ガーネットの2つ目の宝石言葉は「友愛」です。
欧米では友と別れる大学卒業時などに、友情の証や再会の約束としてガーネットの指輪を贈り合う習慣があるそうです。「いつまでも変わらない友情」を示すガーネットは、1つ目の宝石言葉「真実(忠実)」にも通じる「一途さ」を持つ石といえます。

情熱

ガーネットの3つ目の宝石言葉は「情熱」です。
叶えたい願望や目標を忘れそうになったり、無気力になって力が出なかったりする時、ガーネットは持ち主に初心の情熱を呼び起こさせてくれます。困難や壁を乗り越えるために力を発揮したい時や、生き生きと活動的になりたい時にもガーネットは効果を発揮します。
また恋愛面においても持ち主に「情熱」を与えてくれるので、告白したいのに勇気が出ない時などは、ガーネットを身につけてみると良いでしょう。

実り

ガーネットの4つ目の宝石言葉は「実り」です。仕事や勉強などで壁にぶつかっても、努力して乗り越えれば「実る」ということを意味しています。
ガーネットは、物事を最後までやり遂げる強さを持ち主に与え、努力をサポートしてくれる石です。こつこつ積み重ねてきたことを実らせる力があるので、困難があっても努力して乗り越えたい人、目標達成を願う人にはピッタリです。受験や就職活動などを成功に導く力を備えているため、努力が無駄ではなかったと教えてくれます。
また、ガーネットの実りのパワーは恋愛にも発揮されます。遠距離や年齢差などの障害を乗り越えて愛を実らせたり、愛する人との絆を深めて一生添い遂げることが出来たりするので、好きな人と一緒に持つようにしたいものです。

ガーネットと相性の良い組み合わせ

ガーネット×ルビー

ガーネットとの組み合わせで最も人気が高いのが、意外にも同じような色のルビーです。特に恋愛運や目標達成運がアップするので、この組み合わせで身につけると明るく前向きに過ごすことが出来ます。

ガーネット×インカローズ

ガーネットを恋のお守りとして身につけたい時は、インカローズと組み合わせるのが良いでしょう。インカローズは「バラ色の人生の象徴」とされる「愛の石」で、持つ人の魅力や美意識を高めてくれます。このため、恋愛成就を願う女性には特にお勧めしたい組み合わせです。

ガーネット×シトリン

金運を高める効果が高いのが、ガーネットとシトリンです。収入アップを望みたい、お金を貯めたい時などは、この2つを組み合わせて身に付けると良いでしょう。

ガーネット×アンバー

心身のエネルギーを高めてくれるのが、ガーネットとアンバー(琥珀)の組み合わせです。体調に不安を感じたり、健康でいたいと強く願ったりする時はこの組み合わせが最適です。またこの組み合わせは仕事運や恋愛運、金運や目標達成運など総合的に運気を高める効果があるので、お守りとして常に身につけるのも良いでしょう。

ガーネットの歴史

ガーネットは人工的なカットを施さなくても、原石が美しい12面体や24面体で採掘されることが多い石です。宝石の中で最も整った形をしているため、古代エジプト時代からお守りとして用いられてきました。
旧約聖書にも、光を放つガーネットがノアの箱舟の灯火として使われたとして登場します。

中世ヨーロッパでは、ガーネットは心臓を強くして病気から体を守り、健康体にしてくれるお守りでもありました。また血液を意味するガーネットには血を止める効果があると信じられており、十字軍の兵士たちは、傷から身を守るお守りとして戦場で肌身離さずガーネットを持ち歩いていたようです。

またガーネットというとルビーのような赤い色が思い浮かびますが、実際には紫や緑、オレンジ、黄色、ピンクなどバラエティ豊かな色の石が存在します。このため、どんな色を好む人にも必ず気に入るものが見つかる貴重な宝石でもあります。

チェコに旅したらぜひガーネットを

ガーネットは南アメリカ、アフリカ、オーストラリアなど世界各地で採掘される石ですが、チェコもガーネットの原産国として有名な国のひとつです。
中世の香りが色濃く残る首都プラハの旧市街にも、ガーネットのお店がいくつも軒を連ねています。
もしチェコに旅したら、好きな人へのお土産はガーネットが最適でしょう。また恋人同士やご夫婦で行く機会があれば、ガーネットで変わらぬ愛を誓った中世の兵士たちに思いを馳せ、この石のアクセサリーをプレゼントし合ってはいかがでしょうか。